合気道

開祖 植芝盛平翁

合気道は、開祖 植芝盛平翁が、日本伝統の武術の奥義を極め、さらに厳しい精神的修行を経て創始した現代武道です。

力と力で争わず、円転流れるが如きの体さばきで相手を一瞬のうちに倒してしまう、その技は相手の力に逆らわず、自己の気の流れに相手を和合せしめる武の技です。

稽古では、もみ合い、ぶつかりあうようなことは決してしませんので、年齢、性別に関係なく、どなたでも無理のない稽古をしていただけます。

合気道四日市合気会は、三重県では最も古い道場です。約50年の歴史があり、小学生から70代の方まで、和気あいあいと稽古を楽しんでいます。

合気道に興味のある方、これから始めようと思っている方、一緒に合気道を楽しみませんか?

合気道四日市合気会について

 合気道四日市合気会の歴史は古く、昭和41年に大阪武徳会(現大阪武育会)故小林裕和師範の門下であった榎本先生が、合気道専門道場として四日市道場を創設されたのが始まりです。 その後、故岩田一空斎師範の門下である近藤可壽美先生から指導していただくことになり、同時に岩田一空斎師範にも四日市に来ていただき、厳しくも情熱あふれたご指導をたまわりました。そしてこの頃から(財)合気会四日市支部として大きく活動の場を広げていくことになり、現在は、(公財)合気会公認 合気道四日市合気会として、畝原正典会長(七段)を中心に、三滝武道館柔道場にて、門下生一同、楽しく稽古に邁進しております。

合気道四日市合気会 入会のご案内

入会資格  ① 一般の部: 高校生以上
      ② 少年の部: 小学生、中学生

稽古場所  三重県四日市市 三滝武道館 柔道場
      三重県四日市市新浜町 17-23
      TEL 059-332-6336

稽古時間
  ① 一般の部 [月,金] 午後 7:00~9:00
       [土曜日] 午後 3:30~5:00
    ② 少年の部 [土曜日] 午後 2:00~3:30

見学および入会方法
 見学は自由です。稽古時間内に三滝武道館に見学にお越しください。その際、入会ご希望の方には、入会の説明をいたします。

昇段・昇級審査
 原則として年3回審査を行います。

入会等 問合せ先
 合気道四日市合気会 会長/責任者
  畝原 正典(うねはら まさのり)(七段)
 TEL 059-331-4398
(携帯)090-4250-3124

〈少年の部〉

合気道四日市合気会の歴史

 三重県の北部に位置する四日市市は、西は鈴鹿山系、東は伊勢湾に面した温暖な地域です。江戸時代に東海道五十三次の四十三番目の宿場町だったことは、よく知られています。昭和30年代以降に石油化学工場等、コンビナート進出により大気汚染光化学スモッグに悩まされた時期もありましたが、今では環境浄化に取り組み自然と調和した工業都市として栄えています。

 鈴鹿山脈のふもとに椿大神社(つばきおおかみやしろ)があります。御神霊は「猿田彦大神」であり地上に生けるものの平安と幸福を招く「みちびきの神さま」として多くの方が参拝されています。この椿大神社と合気道との関わりは深く、昭和27年、開祖植芝盛平翁が参拝され、以後、毎年参拝されるようになり、金龍明神の瀧にてみそぎを行われたと伝えられています。

 合気道四日市合気会の道場は、市街地中心から少し離れた三滝公園内の市営三滝武道館内にあります。昭和41年に大阪武徳館(現大阪武育会)故小林裕和師範の門下であった榎本先生が大商証券(後の新日本証券)大阪本社から四日市に転勤され、早速合気道専門道場として四日市道場を創設されたのが始まりです。当時は土、日曜日を除いて毎日稽古があり、小林師範も月に1~2回内弟子を伴い指導に来られましたが、その稽古の激しいことといったら筆舌に尽くしがたいものがありました。しかし稽古が終われば人が変られたように穏やかに話しておられました。小林師範は合気道の稽古は常に力のみに頼るのではなく、呼吸力、気の流れで相手と共に修練するものであり、「争わない和の武道」であるとよく言っておられました。

 その後、榎本先生が本社に戻られたため、愛知県一宮支部長でありました 故岩田一空斎師範の門下である故近藤可壽美先生から指導していただくことになり、同時に岩田一空斎師範にも、月に一度、四日市まで来ていただき、厳しくも情熱にあふれた御指導をたまわりました。そしてこの頃から(財)合気会四日市支部として大きく活動の場を広げていくことになり、現在の(公財)合気会公認 合気道四日市合気会として今日に至っております。 心のこもったご指導を頂いた岩田一空斎師範、近藤可壽美先生が亡くなられたことはまことに残念ではありますが、現在は、畝原会長を中心に門下生一同、楽しく稽古に邁進しております。

 岩田一空斎師範は稽古のたびに「合気道は型に留まらず法則を学べ」と言われました。 すなわち型は先人が苦心稽古から成型された技であって、誠に貴重なもので尊重しなければならないが、その型に潜む原理と法則を汲みとることがもっとも大切である。そしていかなる条件に適するものか(例えば間合い、速度、角度、力の強弱の度合、自他の身長、体重、力量等)色々な角度から考察するべきであり、技には適、不適があることを知らねばならない。これが合気道に何百何千と技がある所以であると語っておられました。

合気道心得六ヶ条

一、 稽古のこと
 私たちが稽古をする目的とは 不滅の真理を探究し、大自然の摂理を律する法則を発見し、正しい動向を把握し、真に正しい、真に強い生き方を確立することなのである。合気道の真の目的は天地経綸に奉仕し人類の平和と幸福を築くことである。

二、 型より法則を学ぶ
 単に型が上手になるのではなくじっくり稽古を重ね永遠不朽のものにがっちり根を下ろしそこから考え、正しいものを創造することにしなければ、常に変化する条件を処理することはできないのである。常に型だけを覚えず法則を学ぶべきである。その都度条件が異なるので技には適、不適があることを知るべきであり合気道に何百何千と技数がある所以なのである。

三、 心身一如
 瞬時に変化する諸条件を総合的に考え併せ、それに対処する諸法則を即座に組み合わせて最適の処置をするためには心身一如が肝要である。即ち稽古は単に反復稽古することではなく常に考え、意識を充分働かせ体に覚えさせ感覚にまで教え込むことである。型を稽古するだけに止まって居ては駄目なのである。

四、 己を知ること
 技には大の人に適するもの、小の人に適するもの等種々ある。従って人により有利、不利が生じてくる。そこで自分に適するようにするためにはまず己を充分知る必要がある。 自分は重いほうか軽いほうか、最も安定して自在に行動できる歩幅はどの位か、腕の強さは、背の高さは、腰は、気は、根性は、ねばりは、心臓は、呼吸力は、頭脳の回転は、視力は、聴力や嗅覚は 等色々と自分のことを知り尽くすことが必要であり、自分に最も適するものを見出し、それを練り上げることが肝要である。

五、 真武の自覚
 合気道はスポーツでなく武道である。単なる興味や娯楽本位でやるべきでなく真剣に心身を鍛える覚悟が必要である。真の武道とは究極において大切な命、大切な家族、大切な人々、大切な自然を守り抜くことであるから勝つことよりも負けないことが肝要である。負けないためには強くなければならない。強いといっても腕節だけのことではない。私たち人類最良の武器の一つは知恵である。肉体の鍛錬のみに終わり、腕力のみの上達だけでは新時代にふさわしい真武とは言い得ない。気育、知育、徳育、体育、常識の涵養(かんよう)を内容とした稽古をするのが合気道である。常に気を使う修練と頭脳で考える訓練を積み重ねることが肝要である。

六、 和
 私たち人類は群棲(ぐんせい)することによって、種族を護るよう宿命づけられている。到底一人では生きていけない動物である。社会生活という名で群棲生活をしてきたのである。人智が進み生活が高度化するに従ってその構成単位は家族から部族、部族から種族、種族から邦、邦から連邦、連邦から国家、国家から国際と幾世紀にわたり紆余曲折を経ながら、その規模が次第に広がってきたのである。そしてこれが社会という人間群棲の実態である。知らず知らずのうちにお互い恩恵を蒙(こうむ)り合う共同体なのである。闘争よりも肩を寄せ合い労わり合う協力のほうが賢明であり幸福なのである。たいした武器を持たぬ人間という動物を護る為に、神が自衛の方法として教えた叡智ある群棲、すなわち社会生活を稔りあるもの にするには、常に感謝の念を忘れず、互いに和し、互いに助け合い、互いに報いあって、共同体意識を高め平和で住みよい世界の建設に努力しなければならない。合気道の根幹である「和の精神」こそ肝要である。